最近の作業日記とか・・・

Vol.12 2012年1月〜  今年はちょっとがんばらんと・・の巻

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2012/09/24
・試作
毎年恒例の、秋芽を使っていろいろやってみよう!のコーナーですが(笑)、今年はオクミドリの新芽を1kgほど手摘みして、発酵系の茶をつくってみることに。半分は24時間萎凋、釜炒りで烏龍茶(風)に、あと半分は全発酵で紅茶にしてみました。なんとなくそれっぽい・・、ものはできましたが・・。
萎凋や釜炒りにも、当然ですが技術がいります。自家用か、売り物か、というところの研鑽は必要でしょう。日本品種で日本の気候風土で、どんなものを作るのか。ま、なかなか勉強になりました。

 
萎凋中  

 

 

 

2012/09/15
・夏も終わり・・か
9月に入りましたが、まだまだ暑いです。
茶園はそろそろ秋芽が伸びてきて、秋の様相です。しかし今年は夏の雨が少なく、例年より秋芽の生育が遅れているようです。

   


 

2012/06/20
・蒸し度判定
茶を製造する際、最初にして最大の難関が「蒸し」ですが、その判定をどうするかというと、手触りや匂い、食べてみてその歯触りなどで決めています。今回は、それにプラスして蒸し葉を熱湯で試験し、その水色をある程度の指標とできるのでは?という試みです。近所の先輩から教えていただきました。
1度変わると、水色も変わる、と聞いていましたが、本当でした。

角度を変えた蒸し葉 若干ちがいます

 

 

 

2012/04/29
・そろそろ
さて、そろそろですね。あと3,4日というところ。今年は芽の状態がよく、緑が濃い(葉緑素が多い)ような印象を受けます。いいものができるのでは!

 

2012/04/19
・新芽が出てきました
今年の一番茶もそろそろ出てきました。写真の品種はメイリョク、うちで一番早い畑です。
まだ2週間ほどかかるでしょうか。霜害がないことを祈るばかりです。

   

 

 

2012/02/15
・肥料
さて、そろそろ春の施肥です。配合肥料といって、いろいろな種類の有機質肥料などをブレンドしたものを施肥します。配合の種類や割合などは各農家が自分の思うように考えます。うちでも毎回施肥設計をして、配合の原料や割合を決めています。それを配合機という大きなミキサーで混ぜて袋に入れてまた混ぜて、と繰り返すこと丸一日。オリジナル肥料の完成です。

配合原料 配合機

 

 

2012/02/04
・景観について
雪が降って、茶畑が非常にきれいになっています。京都府の景観資産に登録されている和束町石寺地区の茶畑もこのとおり。
最近では宇治茶の世界遺産登録を目指す動きの関係で、茶畑景観に注目が集まっているようですが・・。
まあ、作っているものから言うと、もっと収入を増やそう、という思いが結果的にいい景色になった、というだけで、後付なのですが。
しかし、あと10年で茶業の後継者もどうなる事やら・・・・。ですので、この景色も継承されていくかどうか。見るなら今のうちですよ(笑)。

   

 

 

 

 

 

 

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