最近の作業日記とか・・・

Vol.9 2009年1月〜  今年もがんばりまっせ〜の巻

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2009/12/18(晴れ)
・寒い・・・

この冬一番の寒気でチョー寒い(笑)です。在来種復活計画はなんとか畑の形になりました。刈り取った木の一部は、茶の木を使った木工品を作っておられる「Wood Craft MIYA」さんのところへ引き取ってもらいました。またすてきな木工品になることでしょう。
今度ティーパークに植える予定の茶の実も拾いました。

全景 何となくすじになっています

 

2009/12/10(曇りのち雨)
・Z

在来種の放置茶園ですが、30年近く伸びっぱなしということで、3mに届くほどになっています。これを台刈りに近い高さに刈り落としているのですが、これがけっこう大変です。太さは最低でも親指ぐらい、太いところでは缶ビールくらいの太さになっていますので、チェンソーでないとうまく切れません。しかし長いので少し切っては運び出し、また少し切っての繰り返しでなかなか進みません。そこへ蔓や雑木などが絡んでますのでなおさらです。しかし少しずつでも進んでいきますのでがんばりますよ〜。

これ茶の木です(笑) こんな感じ


2009/11/30(晴れ)
・宣伝販売行事目白押し
例年のことですが、11月は茶業青年団そのほかの宣伝販売関連の行事がたくさんあります。今年は関西茶品評会に始まり、グリーンフェスタ、和束茶まつり、笠置収穫祭、京都府農林水産フェスティバルと、すべての週末が行事でした(笑)。その合間をぬって準備、会議、研修、慰労会などなど、あっという間に一ヶ月が過ぎていきます。でも異業種、同業種の方、いろんな世代の人と会って話をしますのでかなり刺激を受けますし、思わず考えさせられる事も多く、密度の濃い一ヶ月でした。
・プロジェクトX・・・(茶工場新設計画)
というわけで、自分の茶工場を新たに建設することになりました。来年から自園自製となる予定です。乞うご期待。(求む寄付)
・プロジェクトZ・・・(在来種復活計画)
30年ほど放置されていた在来種の茶園を、中切りしてまた茶園に戻そうという壮大な計画。果たして茶園にもどるのか、いつ収穫できるのか!?・・・なんかもう森みたいになってますけど・・(笑)。

などなど、密かに進行中です。

和束茶祭りの気球 森ですね

 

2009/11/07(晴れ)
・秋整枝、施肥

秋番茶もおわり、ならしもようやく終了しました。今年は秋にやや日やけしたものの、夏に雨がちゃんとありましたので、夏芽がそこそこ充実していて、園相がいいような感じがします。親葉も大きく、葉層も厚いので来年に期待大という感じです。
施肥ですが、秋肥の2回目、自家配合です。一日中肥料を配合していると体が良い匂いになります(笑)。
・茶園品評会
和束町の茶園品評会が行われ、審査員の一員として町内あちこちの茶園を見せてもらいました。やはり出品された茶園はどれも良いです。良く管理されていて、しっかりと硬化した茎に、大きな葉がみっしり付いています。来春に出てくる新芽の状態が今から想像できます。うちの茶園の園相もそこそこ良いなと思ってましたが、やはり上には上がいますね・・(笑)。

2009/10/09(晴れ)
・秋番茶
秋番茶の摘採が始まっています。今年は夏の日やけは昨年よりましでしたが、そのあと9月の降雨量が非常に少なく、例年ほど秋芽が伸びていません。そのため昨年より少し遅らせての秋番茶摘採となっています。
・台風一過
昨日、台風18号が日本列島縦断、このあたりも直撃でした。暴風がすごく、ウチもビニールハウスがただの骨組みに(泣)、家の瓦は飛び、あちこちで木が茶園に倒れていました。ある程度復旧するのに2,3日かかりそうです。まあ、この程度ですんで良かったと思うしかありませんね・・・。
・品評会目白押し
今年は和束町茶業青年団の団長を仰せつかっていますので、あちこちの茶品評会に審査員や補助員として呼んでいただきます。みどり会の仕上げ茶品評会、和束町茶品評会、宇治茶品評会と、たくさんの素晴らしいお茶を見せていただく機会が目白押し、もういい・・いや勉強になります(笑)。
・プロジェクトX
いろんな事がありますがおおむね順調に進行中。

 
摘採前の秋芽

 

2009/09/18(晴れ)
・施肥終了

先週の雨以来、それまで止まっていた秋芽がやっと伸びてきました。秋肥の一回目も終了、施肥後三日ほどの畑の畝間をのぞくと真っ白に。菌が活発に有機物を分解しはじめているようで、良い感じです。
・幼木
植え付け後、一年半の幼木も、秋芽を伸ばし、背が高くなってきました。植え付けの時は、苗木が小さくて不安だったさえみどりですが、かえって日やけにもあわず生育しています。来年が楽しみです。

   


2009/09/13(晴れ)
・全国茶審査技術大会

先日、京都茶市場において、全国大会が行われ、スタッフとして参加してきましたが、全国の精鋭が集まる大会ですので結構緊張しました。大会役員、スタッフ、選手のみなさんお疲れ様でした。京都チームは団体準優勝でした。来年はぜひ選手として出場したいと思います。
・挿し木
昨日は待望の雨が降りました。一月ぶりくらいになるでしょうか。まさに恵みの雨です。準備だけして雨を待っていた挿し木をしました。最近は苗木が手に入りにくく、特に京都品種は頼んでも確約のとれない状態ですので、再来年の改植を見越して自家繁殖です。品種はゴコウ、3000本ほど挿しました。

全国大会のようす 挿し木に水をやっています

 

2009/09/08
・雨が降りません

そろそろ一月ほど雨が降っていません。あの長雨でこまっていたのがウソのようです。しょうがないので、水やりをしています。
・茶反省
いろいろとばたばたしているのですが、合間をぬって、今年の茶の反省をと思い、畑ごとの茶を改めて見ています。いろいろと改善点を見つけるのが目的です。

秋芽のようす 拝見

 

2009/09/03(晴れ)
・稲刈り終了
今年は雨にも遭わず、トントンと仕事が進み。稲刈り終了です。日照不足のせいでしょうか、ちょっと少ないです。

稲刈り中

 

2009/08/28(曇り)
・稲刈り

少し早いのですが、稲刈りをしました。一昨年から猿が入るようになり、今年は網を張っていたのに3度入られました。まだ青いなと思っていたのですが、猿との競争ですので(笑)。
・抑制整枝
秋芽が伸びてきました。徒長した枝の新芽の先をとばして抑制します。植え付け3年目の幼木も大きくなってきました。

稲刈り 幼木園

 

2009/08/26(晴れ)
・秋めいてきました

朝夕がすっかり涼しくなり、秋めいてきました。さてこの一月、病害虫防除、施肥、深耕などなど、夏の管理作業に追われています。二茶後の秋芽が来年の一番茶の土台になりますので、健全な状態を保つために今の管理が重要なわけです。
一年間の施肥設計などもこの時期にします。今年からすこし設計を変えるつもりで、いろいろと資料を集め、二、三日かかって決定、基本設定が出来ました。あとは畑と相談しつつ決めていこうと思います。
今年は7月に雨が多く、例年のように干害の心配はないので一安心です。ただ日照不足と冷夏で硬化が遅れているような気がします。ま、何もかもうまくいくということはないですね(笑)。

2009/07/25(晴れ)
・きものツアー

本日は、和束町へ着物のお客様が来られ、そのお茶談義のお相手をさせていただきました。みなさんお茶がお好きなようで、なかなかマニアックな話や、日本文化との関わり方的なお話も盛り上がりつつ、お茶のおいしい飲み方を提案させていただきました。私も勉強になりました。みなさん着物がお似合いでしたが、私一人アロハシャツで失礼しました(笑)。

2009/07/01(晴れ)
・二茶終了

過去にない低調な相場展開での今年の二茶ですが、なんとか終了しました。う〜ん、価格的にはしんどかったですが、製品に対してはそこそこいい物が出来たと思います。

2009/06/17(晴れ)
・二茶開始

今年は朝晩の気候が涼しく、茶の硬化がゆっくりなような感じです。

2009/05/21(晴れ)
・一茶終了

本日で一茶終了です。昨年より収量はやや多かったと思います。品質も、特に後半は昨年よりいい物が出来たように思います。

2009/05/11(晴れ)
・真っ最中

そろそろ全開で摘採中です。一時の天候不順から回復し、新芽も順調に生育しています。

 
ちょうど旬です  

 

2009/05/04(晴れ)
・八十八夜の集い
さる五月二日に、宇治の京都茶業研究所と茶業センターで行われた八十八夜の集いのお手伝いにいってきました。茶研での手摘み体験のところにいたのですが、すごい人でびっくりしました。一年間この日の茶摘みを楽しみにしていたという人や、2時間ほどみっちりお茶を摘むことに集中される方がいたり、ちょっと予想外(笑)に手摘みが人気で驚きました。うちにスカウトしたいほどの方がたくさんいらっしゃいました(笑)。
・本格的に
畑のほうはそろそろ本格的に始まったかなというところです。このところの順調な天候で、芽の状態も良くなってきています。お茶のツヤ、香気もいい感じに出てきました。

手摘み体験(落ち着いたころ) 5/4めいりょく

 

2009/04/29(晴れ)
・初茶
今日からいよいよ開始です。ちょっと早いかなと思いつつですが・・。

2009/04/24(晴れ)
・春です

4月も後半に入って春らしくなってきました。本日は田植えをすませました。茶畑のほうは、夜の気温が上がらないためか、なかなか大きくなりません。来週あたり寒気が来てさらに気温が下がるようなので晩霜が心配です。

田植え終了 今年もツバメが来ました

 

 

2009/04/17(晴れ)
・新芽のようす

気温の高い日が続き、やっと新芽が大きくなってきました。5日に一葉ぐらいのペースでしょうか。もう少し遅いかもしれませんが。早くから芽が出ているところはすこし凍霜害を受けたようですが、その後に萌芽したところは雨もあり、順調に生育しているようです。

4月17日のようす

 

2009/04/09(晴れ)
・田あぜぬり

ここのところ20度を超える気温が続いています。今日なんかは25度を超えていたような・・。また新芽も大きくなるでしょう。
田んぼに水を入れて畔塗りをしていました。棚田なのであぜがたくさんあってなかなか大変です(笑)。

水を入れて あぜを塗りました

 

2009/04/02(晴れ)
・苗木植え終了

少しずつ進んだ苗木植えがやっと終了しました。「ごこう」です。植え付け後、葉を10枚程度残して剪枝し、、水をやり、藁を切って敷きました。あとは活着して大きくなるのを祈るばかり。田のあとであまり良い土ではありませんので、最初の活着は悪いかもしれませんが、根性のあるごこうですので(笑)、なんとかなってくれると思います。
そして気温が上がってきました。こうなると霜がコワイのですが、もうこればかりは自然のめぐりですのでどうにもしようがありません。ウチは半分以上の畑に、防霜ファンがついてませんので、もう神頼みです。施肥作業をしながら、新芽の萌芽具合をチェックしつつ、天気予報とにらめっこしていました。

二年前 ごこうの苗木
植え終わり 敷き藁

 

2009/03/27(晴れ時々雨)
・苗木植え
最近また寒くなってきました。朝は霜が降りてます。まあそのぐらいでちょうどよいのでしょう。開墾のところに苗木を植え始めました。あちこちから苗木をかき集めて植えていますのでなかなか進みません(笑)。
家の前の早生品種「めいりょく」ですがちょっと萌芽してきました。昨年よりも一週間早いなどといわれてましたが、そんなこともないのでは?

平年並みでしょう

 

 

2009/03/20(晴れ)
・幼木の刈り落とし
昨年より伸ばしていた、幼木園を刈り落としました。これから一番茶の芽が出てまた茶園になっていきます。
・開墾
開墾の畑ですが、表流水が流れにくく、雨がたまってしまうのでちょっと角度を修正しました。周囲に明渠、そこへなだらかな傾斜をつけました。雨が多くてなかなかユンボが入れず苦労しましたが、なんとか修正しました。あとは細かく暗渠パイプを伏せて・・と、何とかなりそうです。
で、今日は炭を入れて表面をならしました。

幼木の刈り落とし 角度を修正しています
炭を全面散布 こんなかんじ

 

2009/03/01(晴れ)
・品種茶会
今日は京都市内の町屋でのお茶会に呼んでいただきました。今日のテーマは「品種」です。うちの栽培品種6種「やぶきた」「おくみどり」「さみどり」「ごこう」「めいりょく」「さやまかおり」を飲んでいただきました。いろいろと感想を教えてもらったり、お茶にまつわる話をさせてもらったりと、楽しいひとときで、気づけばけっこうな時間が経っていました。みなさんありがとうございました。

いや、みなさん凛としたお姿ですね! そしてこれ!

 

2009/02/28(晴れ)
・長い雨が・・
ここのところ雨ばっかりです(泣)。今日はいい天気でしたが、畑は乾かず、仕事になりません。開墾畑ですが、勾配がほとんどないため、水がたまった状態に・・。いずれぬけていくのですが、ちょっと思っていたより水の寄ってくる地形のようです。仕方なく、ちょっとユンボで溝を掘り直す作業を・・。しかし足下が長雨でぬかるんでいるため全然思うように掘れません。ぬぬぬ・・・・・。   どーしよ(苦笑)。

掘り直し

 

2009/01/21(くもりのち雨)
・開墾おわりました
ちょうど一ヶ月かかりましたが、なんとか畑の形になりました。途中なかなか予定どおりうまくいかないことが多く、胃が痛い・・という感じでしたが、ま、よしとしましょう。石を出して、もうちょっとならします。

ユンボ搬入 掘り進んでいきます
半分くらい とりあえず完成

 

2009/01/20(晴れ)
・大学で講座
柄にもなく、某大学でお茶の講座をしてきました。事前の資料作成から、自分の知識が足りない、浅いことを痛感、勉強しながら資料をつくり、限られた時間のなかでどこにポイントを置いて話をしようかなといろいろ考えていました。当日は、うまく話せないところも多々ありましたが、まあなんとか最低限のポイントは話せたかな、と思います。それがうまく伝わったかはわかりませんが(笑)。お茶についてあまり興味がないという人に、多少でも興味を持ってもらえたらいいのですが。

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