最近の作業日記とか・・・

Vol.8 2008年1月〜  いやあ今年もがんばりまっせ〜の巻

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2009年はこちら

2008/12/21(晴れのち雨)
・開墾はじめました
昨年より一年越しの開墾ですが、今日からユンボをいれて掘り始めました。今年は経費削減のため、自分で乗ることにしました(笑)。昨年に暗渠排水を掘っておいたので、いまのところ良く乾いています。ただ、もともと休耕田であまり勾配がなく水が流れにくい上に、地形的に谷底で水が寄ってくるので要注意です。いったん掘って平地にしてからその上に土を入れる予定です。

ユンボを搬入しました 掘り進んでいきます

 

2008/12/09(晴れのち雨)
・開墾ですが・・
今年も1反ほど開墾の予定で、いろいろ進めているのですが、ここに来て、JAさんにお願いしていた苗木が確保できないということが判明しました。あちこち手を尽くしてくれたらしいのですが、昨今の苗木不足が解消されず、どうにもならないとのこと。う〜ん、どうしたものか・・・。
・本末転倒
最近、多いなあと思います。入れ物を作るために中身を探す、イベントを計画してから出し物を考える、など、手段そのものが目的になってることがとても多いです。発電機をモーターで回そうとすることのおかしさに気付いてない、あるいは気付かないふりをしているのかもしれませんが。どんな業界、組織にもあるでしょう。うっかりすると巻き込まれます。いったん巻き込まれるとなかなか抜け出せませんよ(笑)。

2008/11/20(晴れ)
・京の茶蔵

寒い一日でした。あまりに寒かったので、仕事を一休み(笑)、前から一度行ってみようと思っていました、「福寿園京都本店 京の茶蔵」へ向かいました。
産地別、品種別、単一生産者の宇治茶が、ストレートで飲める、またブレンドもできる、と聞いたので、これは行くしかないでしょう!と思った次第。
美しい店内にはいると、インストラクターのお姉様方(笑)が、丁寧に対応してくださるのですが、ここで、なんとびっくり、一度お会いしたことのある方でした(爆)。すっかり勢いづいたので、和束煎茶在来種の1・2・3の総比べ、玉露きょうみどり、てん茶さみどりなど、怒濤のように試飲、気づくと2時間を超えていました。また、いろいろとお茶にまつわる話をして、熱いひとときを過ごさせていただきました。で、「宣伝しときます!」といったのに、熱中していたので写真を撮るのもすっかり忘れておりました(笑)。え〜、K様お世話になりました。でも「えらい遠いとこからよう来られましたね〜」って・・・(笑)。

まじめな話、こういう形態の店舗が、お茶のおもしろさ、奥深さを伝えてくれるのは間違いありません。そのお茶にある背景や、ストーリーをお客さんに伝えていくことで、ただの飲料としてだけではなく、癒しのひとときをもたらすもの、としてお茶を使ってもらえるのではと思います。本来、リーフのお茶はそういうものだったはずで、茶を造る、飲む、そこにこだわる(いい意味で)ことがひとつの文化として成立してきた要因だと思います。
「売れる」「売れない」、「儲かる」「儲からない」だけではない、意地というか心意気というか遊び心というか、そのようなもので、ベースが成り立っているところが宇治茶の底力のはずです(よね)。<誰に?(笑)
作り手も、売り手も、消費者も、もっと簡単に、もっと早く、もっと楽に、もっと利益のあるように、ということをつい求めがちです(自分も含め)。そっち方向への進化も確かに必要だと思いますが、逆に、難しくて、時間がかかって、面倒くさいこと、が、実は面白くて、その時間そのものに価値を見いだすことができる、そういう趣味的なものが、じつはお茶の本質だったりするのではないかなと思いました。そして今後そういうところがまた見直されていくのではと、ま、そういうたぐいのお話をして、生産、販売、消費、それぞれの業界にも、まだまだいろんな可能性があるなー、とそう感じた一日でありました。

2008/11/06(晴れ)
・作法とマニュアル

今日、大阪よりお客さんがありました。大学の先輩で、かつ前の会社の先輩でもあるF氏とM氏、J&Sジオプランのお二人、尊敬すべき先輩方です。すぐ近くで現場の下見があったので、その帰りに家によってくれはりまして、いろいろと興味深いお話を聞かせてもらいました。
F氏は10年来、お茶の稽古をされているということで、ちょっと気になっていたことを教えていただきました。お茶(茶道)の世界もいろいろと奥が深そうです。私はそっち方面は全くの耳学問程度でしかないもので、お薄を点ててもらうハズが茶筅も茶杓も見つからないというていたらく(笑)。ホンマに失礼しました。
しかし、あれこれと示唆に富む話でした。お茶の作法も、お茶の淹れ方のマニュアルも、どうしたら客に喜んでもらえるか、どうもてなすか、というところに目的というか到達点があって、そのために考えられた方法が、作法であり、マニュアルであったはずです。
あえていうなら、作法は外側の枠組みで、その枠内で工夫を凝らすもの、マニュアルは中の骨組みで、そこに肉付けしていくもの、そんな感じでしょうか。
作法とは、主人が客をもてなすために、道具を選び、動作を洗練し、一つの空間を作っていく、そのために守るべき枠組みとしての形式や手順であり、日々新たな試みを取り入れていきつつ本質はかわらないもの、と、そういうお話でした。
その手順や形式だけを強調して、「何故そうするのか」を理解しない、伝えないのは本末転倒だなと。枝葉にとらわれて本質を見失う、というか、木を見て森を見ず、というかね。試行錯誤の末うまくいった「結果」から逆算された数値が教科書に書いてあるハズで、それを、その数値を今度は結果判定の判断基準にしてしまう、と。そういう事って多いですね。まあ、基準を定量化しておく事の重要さもわかりますし、スタンダードがあって初めてそこから逸脱できるということもありますが。
特に「おいしいお茶の淹れ方マニュアル」なんて、そもそも、全国にいろいろな種類の茶があり、その地方の茶に適した淹れ方、飲み方があり、さらには個人の嗜好があり、と、とても統一しにくいものだと思います。そこが、空間を限定して囲い込む「作法」と違うところですね。そのあたり混同しないように気をつけねば。
また、できない(しない)人のために手順を簡素化したり、裏技的なものを先に伝えるのもどうなのか、とも。お薄の点て方しかり、湯冷ましの方法しかり。技術の向上への努力や、間やゆとりの持ち方を確認するのが先でしょうね。きっと。
あと、「資格を取ってからの方が勉強せなあかん」とか「わかってくるとかえって断定的にものがいえなくなる」とか、「自信がないと細かい数字に頼りたくなる」とか「ちょっと出来るようになると自分より出来る人がたくさんいることを忘れる」とか、「エスクードは18万キロ超えても絶好調」(笑)とか、そういう話をしました。いいですね〜。日めくりの「今日の格言」に書いとくか・・・。
そんなことでつい長いこと話し込んでしまいました。また続きは今度忘年会で!(ってもういいっすか?(笑)

2008/11/04(晴れ)
・ならし終了そして秋肥

秋番茶の後のならしが終了しました。摘採機と反対方向のならし機で茶園の摘採面をならしていくのですが、これほど肩の凝る仕事はありませんね〜。肩や手が痛い・・で、目も疲れる作業です。そのあと、次の施肥作業のために肥料を配合していました。秋肥の二回目になります。あれこれと考えて配合していますが、やってすぐ結果が出るものではないので、ここ何年か同じ系統で続けています。これで正解!というのはなかなかみつからないでしょうけど、自分の作りたいものに近づけていくために試行錯誤ですね。
・萎凋の可能性
最近、ある方から示唆をいただきまして、「萎凋」にチャレンジしています。この前、秋芽の手揉みをしたあと、もう少し大きくなった芽をもう一回摘んで、今度は生葉を萎凋させて、また手揉みをしました。初めてですので、怖々という感じでしたが、萎凋香のする煎茶ができました。予想外に、果物のような小豆のような甘い香りがしています。ある種のフレーバーティーというか、煎茶と半発酵茶のハイブリッドというか、なにか新しい感じになれば面白いのではないかと。それにともなっていろいろと発酵系のお茶について調べています。いやあ、奥が深いです。一朝一夕にはいきませんね(笑)。
しかし新たな茶についての可能性を探っていくことは無駄ではないし、なにより面白いですので、試みを続けていこうと思ってます。

2008/10/29(晴れ)
・秋番終了

22日に秋番茶の摘採が終了しました。今年は昨年より少ないだろうと予測してましたが、やはり3割ほどの減収でした。まあ昨年が多かったので、通常通りです。すそ芽を刈ってならしをしています。肩こりが・・・(笑)。
・閑話休題
大学の先輩M氏が和束に来てくれました。なんとスーパーカー(いやホンマに)に乗って!以前、手に入れたとは聞いていましたが、実際に見て、運転させてもらいました。いいですね〜。

ロータスヨーロッパ 1973 北米仕様

2008/10/19(晴れ)
・手摘みで手揉み

秋番茶の摘採の合間に、3年目の幼木をふと見ると、秋の新芽が結構うまそうな感じでしたので、ちょっと手揉みをしてみようと突然に思い立ちました。で、ちょいちょいっと一針二葉で手摘みをして(3人がかりで小一時間で500gほど)、ホットプレートでちょいちょいっと揉んでみました(汗だくで3時間ほど)。いや〜おもろいです。しんどいけど(笑)。できた茶は秋芽とは思えないほどの出来でした。想像以上でびっくりしました。とくに香気がフルーティで、一番茶はない香気です。驚きです。秋芽はいつも番茶として製造していますが、これもアリやな〜と思いました。

新芽の様子 摘んだ新芽 蒸籠で30秒ほど蒸します
葉ぶるいで水分をとります 揉み込んでいきます だんだん揉めてきました
揉み込みながら乾燥させていきます よりをかけて揉み込みます お茶っぽくなってきました


よれてツヤが出てきたら最後の乾燥をします できあがり 水色は山吹色、つけておくと新芽に戻ります
     

 

2008/10/16(晴れ)
・いろいろと・・

9月末から10月はじめにかけて、いろいろと行事がたてこんでいました。9月28日には、三重県で行われた全国茶審査技術競技大会に出場してきました。結果は思ったようにいきませんでしたが、三段をいただき、良い経験でした。そのあと、和束町の茶品評会、京都府の宇治茶品評会と続き、明日から関西茶業振興大会の行われる高知県に行ってきます(笑)。
・秋番茶最盛期
10月に入って、秋番茶の摘採をはじめました。今年はやや芽伸びが悪いですね。夏の日やけがきいているようです。秋芽が十分に硬化した畑から刈っていきます。現在、半分ちょっとぐらいまで進みました。

全国大会 和束町茶品評会 審査の様子

 

2008/09/26(雨)
・品種
下の写真の品種ですが、A.やぶきた B,おくみどり C.さみどり D,うじみどり E.ふうしゅん でした。それぞれに特徴がありますね。
・エンジン載せ替え
昨年に、ハーベスタのエンジンを焼いてしまいました。なんとか直してもらったのですが、エンジンはかかるものの、オイル上がりがひどく、馬力もなくなってどうしたものかと思っていました。ロビンのEY18-3Bという昔からある良いエンジンですが、今は生産中止だそうです。同型の中古エンジンを探していたところ、ヤフオクで安く落札できたので載せ替えることにしました。同型なので「降ろして積んだら終わりやな」と思ってましたが、搭載用に細かいところがカスタマイズされていて、それを換装するのに手間がかかりました。特に、ブザー用の電源を二次コイルからとっていて、それを移すのにフライホイールを外そうと思ったら固いも固いも・・。機械屋さんに専用工具を借りにいってなんとか外してまた組んで・・・、と一日かかりました。さあちゃんと動くのか?(笑)。

ロビンのEY18-3B プーリーやベース板、ワイヤなどを換装します
この左側のコイルを こっちに移します

 

2008/09/22(晴れ)
・台風一過

心配していた台風ですが、このあたりは被害がでるほどには降りませんでした。豪雨のたびに、畑のまわりや道が崩れないかとヒヤヒヤします。自然の地形を切ったり盛ったりしてつくった畑が多いですし、特に新しく造成したところは土がむき出しであるため、浸食されやすいからです。数年して落ち着いてくるとそんなに心配しなくてもよくなりますが。
さて、秋芽が伸びてきてゆさゆさと茂ってきました。早い人はもう秋番茶の摘採をはじめられているようです。長く伸びた秋芽は品種ごとの特徴が良く出ていておもしろいので写真を撮ってきました。どれが何の品種かわかるでしょうか?答えはまた今度(笑)。

A B C D E

 

2008/09/12(晴れ)
・秋肥
稲刈りも終わり、茶園に秋肥を施しています。有機肥料主体で自家配合しています。今年は肥料価格が高騰(暴騰)していますので、値段のことを考えると頭が痛いのですが、そこはあえて考えないことにしましょう(笑)。施肥から二日ほどで、畝間の土ごと発酵してカビが生えてきました。
・幼木管理
昨年春の植え付けからやや生育が悪く、どうなるかなと思っていた幼木園ですが、この秋になってだいぶ回復してきました。夏にすこし干害をうけてしまいましたが、その後の雨で持ち直し、秋芽が出てきたようです。一時は「植え直しか?」と思うほどだったのですが、ちょっと一安心です。幼木の管理は難しいですね。

施肥作業

二年目の幼木園

昨年の植え付け時

 

2008/08/31(晴れ)
・雨が降りすぎです・・

今日は久しぶりの晴天でした。ここ数日というもの雨ばかりで、この極端な天気にはちょっと困ります。あと半月早く降ってほしかったなあと勝手なことを(笑)。おかげさまで畑は元気を取り戻し、秋の新芽が出てきました。で、雨の合間をぬって稲刈りをしました。

秋芽が出てきました 稲刈り

 

2008/08/17(晴れ)
・雨が降りません・・
ここのところの猛暑と、雨が降らない水不足でいろいろな影響が出てきてます。茶園は日焼け(干害)で、葉が枯れてきているところがちらほらと、またそこまででなくても、秋芽が伸びてないところが出てきました。一週間に一度夕立でもあると良いのですが、ここしばらく雨らしい雨が降っていません。今日も期待していたのですがダメなようです。また明日から水やりしないと・・・(泣)。
田んぼは急に色づいてきました。去年よりちょっと早いのではないでしょうか。また稲刈りが早くなりそうです。

色づいてきました こちらも 干害で葉が焼けてきました

 

2008/07/11(晴れ)
・暑いです
先週に二番茶が終了しました。最終的な収量は昨年とほぼ同じくらいでした。価格的には前評判通り、てん茶の方が高値で安定しているようですが、結局全部揉みました。二茶の茶種決定はいろいろといつも迷います。
これから施肥や防除などに追われます。また来年にむけてがんばりましょう(笑)。

2008/06/23(曇りのち雨)
・二番茶
3日ほど前から二番茶の摘採を始めました。今年は例年より朝夕の気温が低めだったためか、やや生育が遅れているようです。ぼちぼちとスタートといった感じです。しかしまあ連日の雨・・・。うっとおしいです。

2008/06/16(晴れ)
・日本茶インストラクター研修会
昨日、和束町で日本茶インストラクター協会京都支部主催の二番茶製茶・製造研修会が行われました。関西から40数名の参加者があり、私も和束町側のスタッフとして参加させてもらいました。うちの幼木園で茶摘みをしてもらい、町の体験工場で手揉みと機械製茶の現場を見てもらうという研修でした。生産家でないと、実際に動いている製造現場は見ることが少ないので、いい体験をしてもらえたのではないでしょうか。インストラクターといっても、茶業界の方もいれば全く別の業界の方も多く、いろいろな視点から意見の交換などができてなかなか有意義でした。段取りはちょっと綱渡りでしたが(笑)。ともあれ無事に終わって良かったです。

手揉み研修 茶園見学と手摘み

工場見学

 

・二番茶
まだ刈りませんよ(笑)。

2008/06/05(雨)
・刈り直し終了
昨日で工場の刈り直しも終わり、いよいよ二番茶に向けての準備となります。今年の二番茶はどうでしょうか。茶問屋さんからはいろいろな事を聞きますが、あまり景気のいい話は少ないです(笑)。ま、始まってみないとわからないし、どうなるにせよ、良いものをつくるのが前提条件ですので、とりあえずそっちに集中しようかなというところです。さて、ならしをしてすそ芽をとって施肥して防除して被覆して工場の掃除をして、と。・・・い、忙しい・・・。

2008/05/24(雨)
・終了

一番茶終了しました。疲れました(笑)。気が抜けたのか風邪をひきまして2日ほど寝込んでました。
今年はかつてない減産でした。自然相手ですのでしょうがない、と言ってしまえばそれまでですが。できるだけ天候や環境に左右されずに、一定の品質のものを一定量きちんと生産するのが、プロの生産者の腕の見せ所であると思っているのですが、なかなかそう簡単にはいきませんね・・・。
まあ反省は反省として、次に切り替えていきましょう。

2008/05/08(晴れ)
・収量が・・・

連休も終わり、そろそろ最盛期ですが、収量がいつものようにのってきません。1から2割の収量減というところでしょうか。仕事は楽で良いのですが(笑)。って、いやいやこの時期この量ではつらいですね(泣)。ちょっと雨が待ち遠しい今日この頃です。

2008/04/30(晴れ)
・順調に摘採
良い天気が続いて順調に摘採が続いてます。収量は昨年より少ない状態ですが、GWまではちょっと無理して刈っていこうかなと思ってます。

本日摘採しました

 

2008/04/27(晴れ)
・初茶
本日から一番茶開始です。早出しのめいりょくを摘採しました。4aで100kの生葉でした。今年はちょっと少ないですね。まあ最初なのでこんなもんでしょう。ゴリゴリっとした煎茶らしいのができました。今年は天候に恵まれ、品質的にはけっこう良いような感じです。さあこれから忙しくなります!

うまく写せませんが・・・ 新茶です

 

2008/04/21(晴れ)
・良い天気です
今日は25度を超える快晴でした。こういう日が続くと新芽がどんどん大きくなりますね。19日に田植えをすませておきましたので、あとは畑をうろうろと(笑)。あと1週間くらいの予定ですかね。

4月19日 4月21日 ネットかけ

 

2008/04/11(晴れ)
・暴風雨
昨日はものすごい暴風雨でした。北からの風が非常に強く、まともに立っていられない時もあるほどでした。早出しのネットが凧のように暴れてえらいことに(泣)。直しても直してもはずれるので参りました。そんな中、3日ほど前からやっていた田の畔塗りもおわり、そろそろ田植えの段取りです。
今日は良い天気で暖かく、また新芽が大きくなってきていました。

畔塗り 4月11日


2008/04/06(晴れ)
・花粉が・・

今日は20度を超え、暑いくらいの一日でした。田に水を入れ、こね始めました。こうなってくるとそろそろ花粉がたまらない季節になってきます。(笑)。心なしか空がうっすら曇っているような・・・。新芽も大きくなってきました。3月末からちょっと気温が下がって止まってましたが、また伸びてきているようです。去年くらいの摘採時期になるのではないでしょうか。

4月2日 4月6日


・日本茶インストラクター認定式
5日に京都の新都ホテルで19年度のインストラクター認定式がありました。高宇政光さんの話を聞かせてもらったり、なかなか有意義でした。
茶業会議所の杉本さんの「インストラクターでございますと名刺に入れたりするのはやめなさい。まだスタートラインに立ったばかり、まだまだ看板に負けますよ」という話とか、つぼ市製茶会長の谷本さんの、「茶のことがわかったと思うのは100年早い。ワシも未だ途中だ」「茶葉(ちゃば)なんて言葉を使うな。畑にある時も、揉んだ時も、煎じた時も、すべて「茶」と言え!」なんていう話が非常におもしろく、これだけでも来た甲斐があったなと思いました。あと、高宇さんの本にあった、「さあ、いままでルールをしっかり学んだから、これからはルールを破っても大丈夫だよ。しかし、ルールを破るのには知恵がいるんだ」という一節なんかいいですね〜(笑)。

2008/03/28(晴れ)
・苗木植え
26、27日と、開墾のところの苗木植えでした。とりあえず半分、やぶきたです。静岡からの二年生の苗で、枝張りも良く、細根が多い良い苗でした。植え溝を掘って植え、地上20cmくらいのところで切って水をやりました。活着することを祈ります(笑)。

   


2008/03/25(晴れ)
・暖かくなってきました
ここのところ日中の気温が15度以上と、暖かくなってきました。雨もよく降り、昨年とはえらい違いです。トンネル被覆の茶園の新芽も大きくなってきました。梅の花も満開、彼岸桜も咲いています。いよいよ気ぜわしくなってきました。明日から開墾のところの苗木植えです。

萌芽寸前というところ? 梅が満開です

 

2008/03/17(晴れ)
・茶審査大会
毎年恒例の京都茶業連合青年団の第79回茶審査技術競技大会が16日に行われました。今年は和束町茶業青年団が団体優勝!!。私も個人で6位に入賞することができました。そして念願の初段位獲得。いや〜良かったです。次は全国大会へ出場となりますね〜。
・霜よけトンネル
昨年の霜害に懲りまして、今年は霜よけのトンネル被覆をしてみました。うまくいけば2,3日摘採が早くなります。しかしポールを刺すのは堅いしネットを留めるのは痛いし・・・。なかなか大変です。

念願の団体優勝!! トンネル被覆

 

2008/03/09(晴れ)
・春めいてきました
さて、寒かった二月も終わり、心なしか温んできたような・・。特に今日は汗ばむほどの陽気で春めいてきましたね。畑の方もいろいろと忙しくなってきます。
さて、今日は、日本茶のインストラクションのお手伝いに京都へいってきました。京都の町屋を改装した和食屋さんで、お昼ご飯とお茶の話、そしておいしいお茶をという趣向でした。主催は「NPO法人京町屋・風の会」さんで、その名の通り京都の町屋を利用していろんなことをしておられます。ここに私の知り合いがいまして、(全くの偶然ですが)今回のお手伝いとなったわけです。ネットや講演で知っていた方に実際に会えたり、いろいろな業界の人に会って話ができて、なかなか有意義な一日でした。

 
京町屋二階でお茶会

 

2008/02/24(雪)
・石がいっぱい
昨日、今日と雪が降って寒いですが、その前の2,3日は暖かく、汗ばむほどでした。開墾のところの地ならしをして、石を出し、道を整備しています。まあ石の出ること出ること、石がいっぱいです。ツルハシの柄が一本折れましたが、心も折れそうになります(笑)。でも今しか出せないのでちょっとずつでも・・とがんばってます。

 

2008/02/12(雨)
・日本茶インストラクター
きょうも冷たい雨が降っています。畑仕事ができないのでパソコンの前に座って税金関係の作業をしてます。年に1回しかしないので忘れますね(笑)。
さて、密かに受験していた日本茶インストラクター試験ですが、今日発表がありまして、なんとか合格していました。今年は合格率22%となかなかの難関だったようです。よかった・・・。落ちてたら黙っておこうと思ってました(笑)。まあでもはっきり言って資格をとったこと自体に価値があるのではなく、その過程でいろいろ勉強したことや、またこれからどうしていくのか、ということが重要だと思います。対外的にわかりやすい目印ができたということで、その目印に恥じない中身を持っていなければ話になりませんので。・・・しかしこれ入会金とか年会費とか高すぎないっすか?

2008/02/09(雪)
・寒いです
今年の冬は寒いです。今日は朝から雪で茶園にも雪が積もっています。施肥もあと少し残っているのですが雪が解けないとなかなか畑に入れません。
・茶香服
例年のように京都府の茶香服大会の予選が行われています。今年は絶好調で、一位通過できました。いったいどうした>自分(笑)。みどり会の茶香服大会でも4位入賞、団体でも和束町が優勝と、ここのところ調子が良いです。このまま大会まで持って行ければいいのですが・・・。

雪景色です

 

2008/01/24(雪)
・開墾できました
雨が雪に変わって非常に寒いです。なんとか畑が形になりました。昨年の11月中頃から足かけ2ヶ月です。良い畑になりました。まあこれから表面をならして、石を出して、周りに石を積み、作業道を整備して、植え溝をきって・・・とまだまだ盛りだくさんの仕事が待ってますが。

11月 12月 現在

 

2008/01/17(晴れ時々吹雪)
・チョー寒いし痛いし・・
さ・・・・・寒いです。空は晴れてますが吹雪いてます。畑は吹きっさらしなので体の片面に雪が積もります(笑)。さて開墾ですが、半分近くまで進んできました。ここのところ、畑の入り口に道をつけて、石を積んでいました。ユンボで石を出してもらってそれを運んで使ったのですが、ユンボが持ってるときは軽そうにみえていますが、いざ自分で持つと持てません。石は重い・・・。無理していたらちょっと手首を痛めました(笑)。いまは缶ビールを持つのがやっとです(こらこら)。

これが こんな感じ  


2008/01/14(晴れ時々雪)
・寒くなりました
雨があがってからちょっと寒くなり、今日は雪がぱらついていました。さて開墾ですが、石が多く出てちょっと困ってます。が、まあなんとか進んでます。だいたい3割ぐらいでしょうか。もっと大きい重機を入れたかったのですが、道が狭くて断念、3tのユンボでこつこつと作業してもらってます。

 
   

2008/01/09(晴れ)
・あけましておめでとうございます
おかげさまで、2008年を無事迎えることができました。今年も良い年になりますように。
さて、昨年の暮れより開墾に着手している田ですが、こないだからユンボを入れています。田といっても20数年水を入れてなかったのであまり時化ていません。表層から1,5mくらいまで掘ってみてもよく乾いています。でもやっぱり田ですし、表層からの浸透水をある程度逃がすため、暗渠を入れます。ドレーンパイプを敷いて竹で包みます。

暗渠の溝をユンボで掘っていきます パイプ、竹を敷きます

 

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